内容説明
おもしろいことをするのは、いつも男の子。だから私の話は、意地でも女の子がおもしろいことをするんです。――さあて、今回は、仮性半陰陽の主人公の「俺」、吸血鬼の美少女砂姫や、大食のもぐらの女王などが、空想の輪を飛びこえての大冒険。スリル満点の不思議なファンタジーをおとどけしまーす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
35
先日、ラジオドラマの特番で第3回だけ放送され、既読ではあるのですが読みたくなって電書をポチりました(笑)。一見荒唐無稽なのですが、話運びがしっかりしていて、自然に感情移入できて楽しめる仕様です。そして初期の新井素子さんらしいキャラクターがやっぱり好き♪2019/03/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
蔵書 小学生に星へ行く船シリーズを紹介したら、懐かしくて読み返しました。2020/10/18
た〜
11
男だと思ったら女だし、勘違いで死んだ上にシチューにされて食われちゃうし、二分割幽霊になっちゃうし、吸血鬼だのもぐらの女王だのが関わってくるしetc.. この著者の主人公にしては不幸のオンパレード。特有の価値観に基づく教訓じみた内容は非常にらしい。2013/06/06
すばる
10
なんやこの表紙は…どういう意味だ?と思って読み終わってみたら、全く的確な絵だったという事が解ったw2017/07/21
Taito Alkara
10
著者のことを知らずに読んだのですが、途中で、ラノベの先駆け的な方らしいということを知り、その軽快さに脱落しそうになるも、なんとか読み切りました。著者は21歳のときに書いたということ。羨ましいですねぇ。2017/02/02
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- PRESIDENT 2021.1.1