内容説明
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点数評価による強制や、管理やきまりをとっぱらったとき、若者たちのなかにわきあがる学ぶことへの渇望に、学校はどのように答えることができるのか。それを目指して自由の森学園は出発した。そこに学ぶ若者と教師と父母たちが苦しみ悩み、喜びたたかいながら新しい学校は創りだされていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
13
管理主義と点数主義に染められた学校教育とは一線を画する教育を実践するために開校した自由の森学園の授業実践や教育理念について紹介した本。とりわけ、偏差値偏重教育に対する疑義が強調されている。テストの点数で生徒を序列化する傾向が強くなる中で、子どもが学びに対して持つ能動性が損なわれているとする。考査では表現があるように、芸術的な表現活動を重視しているという特徴がある。また、自然に恵まれた環境の中で体験を重視した学習も重視されている。教育思想の一つとして、読む価値の高い一冊だろう。2025/08/17
ちゃーりー
1
埼玉県飯能にある、私立学校の設立に至るまでのストーリー。学園創立のきっかけとなった、点数による評価は間違えではないと思いますが、点数だけでは評価し切れないところを掬っていこうとする学校も、あってもいいのかもしれません。点数で評価する、される方がシンプルで、分かりやすいだけに、入学考査や学校運営はきっと大変だと思います。読メ諸兄のなかにも卒業生はいらっしゃるのでしょうか。2017/11/30
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