内容説明
小説家・伊波伸二は四年前に妻をなくしてから避暑地の別荘にひっそりと暮していた。そこへ記憶を喪失した美少女が現われた。同時に彼の身の回りに奇妙な出来事が起こりはじめた。恐怖と混乱を軽妙なタッチで描く赤川ライト・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キー
9
1984年の作品。 妻殺しの殺人容疑というスキャンダルから、逃げるように孤独な別荘暮らしをする小説家の別荘に、記憶を無くしたという美少女が転がり込んで、というミステリー。 中年男と美少女との不埒な物語が展開するかと思いきや、男は美少女に全く手を出さず、中途半端な物語が展開。 ところが、中盤、大男の殺人鬼が登場。ホラーな物語が展開するかと思いきや、小説家の元恋人と、元恋人の現夫との三角関係が描かれたりと、ホラーな展開にはならず。 赤川次郎作品に不埒で残酷な物語を期待した自分が悪いに決まっています。2020/12/12
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