光文社文庫 死霊鉱山 - 長編恐怖推理小説

著者名：草野唯雄

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334702113
• NDC分類：913.6

内容説明

冬山登山中の男女５名は、猛吹雪に遭い、廃鉱になった鉱山事務所に避難する。そこは幕末に暴動が起き、鉱夫全員が斬殺の末、鎮圧された暗い歴史を持っていた。暖をとるため、彼らは坑道に入り、進路を遮断する禁柵を破って、これを燃やしてしまう。その夜から、一人一人、命が消されていった……。著者得意の恐怖推理力作！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[一乗寺隼人]

物語に出てくる廃鉱はゲーム『サイレン』のイメージで読み進み、残り２頁がなんとも厭な感じで最高。

2020/03/12

[akiz]

最後の超とってつけた感に衝撃。怪奇・ホラーとミステリーが融合すると火刑法廷になって、融合しないと本作みたいになるのかなと思った。

2015/08/23

[縛の場]

怪作。ラストはなんだあれ。

2012/03/28

[ブブミツ]

吹雪の中のクローズドサークル、それと同列に語られる下村での馬鹿騒ぎ、街での刑事たちの捜査と来ると、なんとなく西村京太郎の某作を思い出してしまうのですが…。まぁ、ある程度の予想は尽くし、ラストのひっくり返しはこうかな？と思っていたのがほとんどまんまだったのは良いですが、いひひひ。狂いっぷりをもう少し増してほしかったかな。いっひひひひひ…。

2012/03/30

[saifu]

ナカナカ面白かったしエロ描写の力の入れ具合やラストのわけわからなさとか笑った。

2014/09/04