角川文庫<br> たそがれに還る

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角川文庫
たそがれに還る

  • 著者名:光瀬龍
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • KADOKAWA(2014/08発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041395141

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内容説明

惑星経営機構調査局員シロウズは、辺境星区航路を目指していたが、急遽、異変のあった金星へ向かう。金星で局員たちは荒廃した未知の巨大な建造物の幻覚を体験、遙かな時空を越えた滅びの声をきいた……。一方、冥王星に多発する地震を調査中の局員たちは、巨大な宇宙船を発掘。それは、自らを宇宙船にサイボーグ化した異星の生命体だった……。膨大な時の流れのなかで、戦慄すべき人類の未来を詩情豊かに描いた壮大な叙事詩。日本SFの名作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

20
今から31年前に、上浦中学校の特別支援学級(当時は特殊学級と呼ばれていた。僕は、そこでワンツウマンの授業をおこなっていた)の図書だなに放棄されていた本を保存しておいたものです。当時一部は読みましたが、今回初めて通しで読みました。面白いです。過去の宇宙船の発見なんか、火星人地球大襲撃を思い出して、とてもスリリングです。この本を読んでいた時、人間がパンチカードになっていた話を思い出したのですが、あとがきでその話もわかったのでさっそく注文したぞ。光瀬龍の作品は素晴らしいです。2020/03/15

亮人

18
オールタイムベストSFで、長門有希の100冊で、読友さんが読んでたので、手に取ってみた。宇宙の厳然たる冷たさを描くのが光瀬宇宙SFだが、なんかこれはピンと来なかった。《宇宙年代記》短篇の宇宙の冷酷さよりも、「無=破滅」のイメージが曖昧で脅威がぼやっと感じた。光瀬先生の奔放な筆致は相変わらず好きだったけど。統合戦争など歴史の流れを自由に書くことによって、未来史の世界観を重厚にしている。2013/11/19

hoehoe

1
昔読んで面白かった記憶だけが残っていた作品を再読。なんせ1964年の作なので、全く古びていない、とはいかないが、基本の骨格がしっかりしているので十分に楽しめた。特に船団AD七をめぐる場面は圧巻だった。

isbm

1
★★☆2019/09/27

kuma-kichi

1
ほぼ半世紀前の作品。しかし、色あせない。 冒険、ではなくまさしく年代記。2019/09/08

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