内容説明
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おもちゃ、パズル、からくり人形から、エッシャーの作品やかくし絵など、錯視・錯覚の不思議まで古今東西の「遊び」を紹介するビジュアル版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
26
遊び心を働かせて生まれた、さまざまな芸術作品。ゲームやパズルの中にも、きっと機知は潜んでいる。1975年の新聞連載が本書のルーツだが、だまし絵などのおもしろさは、今も変わらない。自身の作品を取り上げられた安野光雅さんが巻末に文を寄せている。「タングラム」については、さすがにサム・ロイドの大ボラである中国四千年説は取り上げられていない。それならば、「清少納言智恵の板」を取り上げて欲しいところだが、第2巻でのお楽しみということに。最初の方に紹介されている、無限音階のレコードを、一度ぜひ聴いてみたい。2015/02/08
nbhd
13
ブックオフでパラパラめくって一目惚れ。「遊び」といっても、さまざまな「かたち」や「立体」の遊びのカタログ集。70年代に朝日新聞で掲載されたものらしい。いろいろあるけど、個人的にウズいたのは…ホセ・イチュラルデの三角形シリーズ&四角形シリーズやペンローズの三角形、エッシャーのメタモルフォシスなどの「だまし絵」系のもの。それから、ガモフという科学者が描いた人体の管の部分を裏返しにして宇宙を包んだ「人体裏返しの図」の発想に総毛立った。2017/06/04
一階堂
1
遊びの博物誌と言うタイトルだが、実際は『だまし絵』『トリックアート』などを解説していく本。コラム形式になっていて、一つの芸術品(だと思う)について解説を一つづつ加えていく。まるで博物館の中にいて、すべての作品に解説員が話しているように読み進められる。この感覚はなかなか珍しく、リーダビリティも高い。virtual realityの技術を合わせて再販すればもっと面白くなるのになぁと少し残念に思った。2014/03/18
teajay
1
パズルや絵遊びを中心に古今東西の様々な作品を収録。「アイデア」の辞典として何度も眺めたい。
丰
0
Y-202005/05/17