内容説明
〈ユミ四重奏団〉のメンバーの一人、ヴィオラをひく有沢美沙子が両親宛ての遺書を残して死んだ。だが彼女には、駈け落ちを約束した恋人がいてとても自殺する理由が見当たらなかった。その上、美沙子から自分の告別式の模様を書いた手紙が届くに及んで、弓子ら仲よし三人組は恐慌状態に陥った。《美沙子が天国から私達を呼んでいるのかしら!?》美沙子の死には何かある。三人でそれを探るのだ!! 青春ユーモア・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
達ちゃん
17
赤川次郎さん感満載のユーモアミステリ。赤川さんの描く女子高生はすごく活き活きとしていて、いつも明るい気持ちになります。2023/06/23
くらげ@
6
(☆☆☆)四重奏のメンバーの一人が遺書を残して死んだ。しかし彼女にはかけおちを約束した男性がおり、死ぬ理由はない。友人である3人は彼女の死の真相を突き止めようとするが・・。赤川作品の女の子たちは、特徴がよく似ている気がするなぁ。そして話に500円札がでてきて驚いた!後ろを見たら初版は昭和60年だったのでさらにびっくり。2012/07/24
ゼニガメ
4
女子高生トリオが事件を引っ掻き回したら、思わぬとこから解決したでござる。そんな感じ。もっとがっつりとしたミステリが読みたかったから残念。2013/05/28
かりん
3
仲良し4人組のうちの一人が殺され、その真相を突き止めるべく残り3人が奮闘する。いつもながら突っ込みどころ満載のユーモア・ミステリー。期待を裏切らない結末もかなりお気に入りです。2012/02/21
chiezo39
2
27年くらい前に読んだ本?内容は覚えてないけど当時は装丁に描かれてるえも独得でよく眺めたのを覚えてる。