内容説明
行き先不明のブルートレイン「ミステリー号」が東京駅を出発したまま消息を絶ってしまった。ほどなく犯人から身代金10億円を要求する連絡が入る。速かに応じない場合は乗客の生命は保証できないという。全長250メートルに及ぶ列車を400名の乗客ごとに誘拐するという前代未聞の犯罪に、国鉄当局・警察は翻弄される。十津川警部の活躍は? 奇想天外なトリックの傑作鉄道ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
54
西村京太郎二冊目!ご存知十津川警部が活躍します。乗客400人を乗せたミステリー列車が忽然と行方がわからなくなった。身代金の要求があり、誘拐ということで捜査される。最後の最後まで犯人に翻弄され、まんまと台湾に逃げられる。しかし、少ない手がかりから人質を救出し、犯人に迫る過程は面白い。なかなか読ませてくれました。しかし、一晩で10億も用意できる『国鉄』ってすごい。昭和57年ものでした。老後は西村京太郎制覇したいなぁって思っています。次は『た』2015/11/29
coco夏ko10角
24
このミステリーがすごい!での西村京太郎特集で気になって手に。400名の乗客と数名の乗務員が乗ったミステリー列車が消えた!犯人は?身代金は?消えた列車はどこに?スケールの大きい事件面白かった。ラストも好き。2023/03/12
きたさん
23
約40年前の作品。ケータイもメールもSNSもない時代だからこそ、の展開が、外連味が感じられて単純に面白かった。その時代は小学生のひとり旅とか普通にあったことにびっくり。ここが一番「今の時代じゃ考えられない」だったかもしれない。2019/01/07
ふう
17
ある意味、陸だけでなく海空で繰り広げられる消えたブルートレインと400人の乗客、そして身代金10億円の行方。携帯のない昭和の時代だからこそのトリックではあるし、そりゃ色々ムリはあれどこういうダイナミック?な列車モノは大歓迎。そういえば私の大好きな「一千万人誘拐計画」もだけど西村京太郎先生は大人数を誘拐するのが好きなのかもしれん(笑)。他にあるのかな大人数の誘拐話。2022/07/01
朱雨
15
十津川シリーズ。400名の乗客を乗せた「ミステリー号」が、列車ごと行方不明になる物語。そんなことあるのか、当時ならあり得るのか?と思いながら読了。鉄道を飛び越え空へと、色々大掛かりなストーリー。ラストの「初めて会うわけですよ」のセリフや、北上次郎さんの解説になるほどと納得。面白かったです。2024/04/30
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