内容説明
石、多面体、螺旋、卵、紋章や時計に怪物…「入れ子」さながら、凝縮されたオブジェの中に現実とは異なるもうひとつの世界を見出そうとする試み。さまざまなイメージ、多彩なエピソードを喚起しつつ、人類の結晶志向の系譜をたどるエッセイ集。著者の1970年代以降の、新しい出発点にもなったイメージの博物誌。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鮎川玲治
1
あらすじといくつかの挿し絵が紹介されている『ポリフィルス狂恋夢』が読みたくなった。調べたところ、どうやら『ヒュプネロートマキア・ポリフィリ』として2018年に八坂書房から邦訳が出ているらしい。ただ定価7,590円(本体6,900円)はなかなか容易に手が出せない…2020/06/21
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1
古本市で拾ってきたのだが何で一番ずっぱまってた時にこの基本中の基本を読んでなかったんだっけ。「夢の宇宙誌」ではまったんなら次これだろう常識的に考えて。という訳で「私の好きな澁澤龍彦的世界」というものそのものなのでそれ以上言う事もなし。千年生きて全ての書を読んで、ずっと遊んでいる子供。2012/02/18
MIDUNA
0
ちょっと難しくてわかんなかった2014/05/19
澤水月
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901208 多分2か3度目の再読