中公文庫<br> ポー名作集

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中公文庫
ポー名作集

  • 著者名:エドガー・アラン・ポー【著】/丸谷才一【訳】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 中央公論新社(2011/12発売)
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  • ISBN:9784122000247

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内容説明

理性と夢幻、不安と狂気が妖しく綾なす美の世界をつくりだす短篇の名手ポーの代表的傑作(「モルグ街の殺人」「盗まれた手紙」「マリー・ロジェの謎」「お前が犯人だ」「黄金虫」「スフィンクス」「黒猫」「アシャー館の崩壊」)の8篇を、格調の高さで定評のある訳文で収める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ほりん

37
実家から譲り受けた一冊で昭和48年発行。ただでさえ怖い表紙がさらにおどろおどろしくなっていて,しばらく手が出なかった。エドガー・ポーの短編集。水も漏らさぬような緻密な文章で読者をたった一つの結末へ導く推理ものと,ストーリーを知っていてもゾクッとするような怪奇ものの両方が入っている。丸谷才一の訳が少し古風なので最初は読むのに骨が折れたが,「黒猫」や「アッシャー家の崩壊」など,陰鬱な雰囲気の話にはすごく合っていると思う。怖かった!2015/04/28

こばまり

25
代表作を丸谷才一氏の訳で。青空文庫版がどうのと言う気はありませんが、丸谷版は気味悪さはそのままに、登場人物がゆらりと立ち上がるような躍動感。ジャケがこれまたかっこよくて、モチーフは「黒猫」から。思わずデビールマーーーーン!と叫びたくなります。2014/02/05

あまくち

1
ロジックとゴシックというのはベクトルは反対だが同じ軸上にあるという意味では近い。論理と直感も同様で、観察と分析の先にある事実の集積に対して、批判的な論理思考によりミスリードを指摘するかまたは固定概念を覆す水平思考により見落としていたものを指摘するかの違いで、どちらも表面的には似たように見える。論理を突き詰めれば『モルグ街の殺人』になり、反論理的にいけば『黒猫』になり、どちらも論理という線上にあるように感じた。2026/04/23

水戸

1
衝撃。え? そんなこと……ある時代なんだ⁈ 謎解きの思考の流れが圧巻。情景描写が淡々としている感じなのに感覚的なものが加味されて、凄みがありました。2021/12/04

山更幽

1
推理小説の原型、雛型を読みたい方はこれと言いたいが、訳文がなあ……古いしクドくて(笑) 訳出当時は名訳でも、時代が過ぎれば、どうなん? 謎解き部分で古クドだと、私は引っ掛かるので、同じ傾向の方には、他の訳本と2〜3頁読み比べてから購入してもいいんじゃなかろうかと。ポーの幻想怪奇作品なら、古くても味わいあってと思うんだがなあ。2016/03/20

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