内容説明
近代の日本文学史上、最も豊富かつ奔放な風刺文学の王者。ユーモア・ウィット・風刺の宝庫である。漱石の処女作であると共に、一躍その名をたかめた代表作でもある。苦沙弥先生に飼われる一匹の猫にたくして展開される痛烈な社会批判は、今日なお読者の心に爽快な共感を呼びおこす。明治38年作。
(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
楽しく読んでね本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
130
落語や講談を聞くようになってから読むとまったく印象が変わった。ことばが小三治さんや三三さんの声で聞こえてくる。思わずクスッと笑うところがたくさんあった。囲碁の話なんてちょっと笠碁のようじゃないか。本当の下町の住民じゃないから、荒っぽさが足りなく、その分理屈っぽくなり、それもまたいい。柳広司さんの描いた、この小説のもじりの中での結末に心が救われていたので、最後も安心した。この子はさすが先生のところの子、溺れる時まで理屈っぽいさねえ。2023/06/02
ミュポトワ@猫mode
113
お風呂で読書。表紙が変わってしまいましたが、俺が読んだ本はだいぶ古い、平成6年出版の本です。なので、俺が買ったのは小学校5年生の時ですね。そこから苦節28年。読み始めたら挫折し、またチャレンジして、を何度も繰り返し、何度も挫折し、ようやく読み終えた。長かった。感想よりもこの長い小説を最後まで読み終えたことそれだけが嬉しい。何度挫折したことか…ホント長かった…そんな大変な読書だったので、感想は読むの大変!に尽きてしまう…次はもっとちゃんと読めるようになりたい…2023/11/18
ehirano1
99
吾輩は一読者である。本書のおもしろさはまだ掴めていない・・・・・(泣)。 2016/11/05
おたま
78
読書会の課題本でしたが、途中で読むのに挫折。これ、ストーリーの展開というのも無く、ただただ面白い出来事や、対話(雑談?)が続いていく。局面的には面白い話題もあるが、全体として漱石は何を書きたかったのかが分からず。読書会の折に、最後まで読んだという人(何人かはやはり挫折)に聞くと、最後までこの調子で続いていくということ。ムムムとなってしまった。どうも漱石は、この小説で、西洋のような「小説」、言文一致の文章を試していたのではないか、というところで納得した。2026/01/25
優希
63
何回読んでも好きだなぁと思わされます。猫が人間社会を皮肉で語るのが面白くてたまりません。諷刺とユーモアで語られているからでしょうね。気持ちいいくらいに物語は展開していくのに、最後の結末は悲しいものでした。それでも面白かったんですけどね。2023/04/11
-
- 電子書籍
- プリンスにさよならを〈【スピンオフ】夢…
-
- 電子書籍
- ニューズウィーク日本版 2014年 9…
-
- 電子書籍
- 愛と哀しみのエスパーマン 富士見ファン…
-
- 電子書籍
- ×華のやらかし日記
-
- 電子書籍
- 地震予報




