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内容説明
彼の師でもある名将・故ボビー・ロブソンは、まだ通訳でしかなかった若きモウリーニョと出会ったとき、二つのことに驚いたという。一つは彼の英語のレベルが高かったこと。そして、彼があまりにもハンサムすぎたことだった。しかし、その後、彼の観察眼も一級品であることに気付き、アシスタントコーチに登用した。
さらには、バルセロナ、バイエルン、そしてマンチェスター・ユナイテッドを率いたルイ・ファン・ハールもモウリーニョの才能にいち早く気付いた一人である。彼はモウリーニョをバルセロナのアシスタントコーチとして重宝した。二人はやがて、チャンピオンズリーグやプレミアリーグで対峙することになる。
二人の偉大な師のもとで学んだモウリーニョはやがて、監督としてデビューし、フットボール史上類を見ない快進撃を見せることになる。
圧倒的な自信、チームをまとめる統率力、強烈なマインドゲームの仕掛け、そしてカリスマ性…。その源泉はどこにあるのか。スペシャル・ワンの真の姿に迫る!
目次
第1章/プレミア・ワン
ファン・ハール/0‐2/モウリーニョ///明らかなキャンペーン///戦術哲学と論争////適切でない言葉//
第2章/イングランドへようこそ//
ラベルどおりの仕事をする男///新時代の指導者///フットボールの敵
第3章/勝者の歩み
フットボールの星の下に生まれて///ハロー、ミスター。私はジョゼ・モウリーニョです//傲慢さの片鱗///ベンフィカが失い、ポルトが得たもの
第4章/ジョゼって誰?
三種の帽子///選択眼///コーチ力///管理能力///マインドゲーム第四の帽子となるか
第5章/仮面の下の素顔
ユーモアがない?/じゃあなぜ笑っているんだ///先人の軌跡///これからの道///過去との交わり
第6章/内紛から栄光の日々へ
橋を架けるには遠すぎる///不協和音の夏///テリーとの決別///トッテナム、そしてイングランド///マーク・ハルジーへの言葉///ヨーロッパの覇者///再建の道////ヴィエラ――信頼の価値///イングランドへの思い///ヴェスレイ、休みを取れ
第7章/騒乱のマドリード
モウリーニョ――IN/ヴァルダーノ――OUT///バルセロナへの反撃///三年目の別離
第8章/復活劇
テリーとの再建作業///ブルー、それこそがわが色、そして…