内容説明
ユーモアいっぱい、ちょっぴりトボけた狐狸庵先生こと遠藤周作がグータラで、純情だった中学生時代、アルバイトに明け暮れた大学時代の思い出話や、さてまた中年男のお洒落についてのうんちく話しなど、そっとあなたにうちあけます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ライム
6
深淵で重厚な文学作品を書く作家が、これほど気楽なエッセイも書くという驚きの2面性。書かれている過去の話はいくらか盛っているとはいえ、ひたすら自身のダメさを気前よくぶちまけていて、それもインテリが凡人向けにおどけている風では無く自然でリアリティが有るのが凄い。でもたまに真面目さものぞく…芸術には作者の品性が現れる、として盗用・流用・人真似して創作する作家を下品で薄汚い弱い人間なのだと説き、読者にも正しい見識を持って欲しいと訴える…創造者としてのプライドの高さを感じる2025/11/01
あづま
4
エッセイ集。第二部の言いたい放題は、30年以上前に書かれた社会時評にも拘らず、状況の差異はあれど、今も読んでも説得力に衰えはない。それは裏を返せば、社会や人の変化の無さでもある。せめて、もう30年後には古い話になって欲しい。2013/07/07
きいち
4
50年前に女性誌に連載されていたエッセイ。女性の生き方にせよ仕事の仕方にせよ、この50年間で世の中がどれだけ<良くなっているのか>が実感できたのが意義深かった。「渋滞が起きるから横断歩道は歩道橋化して市内電車は全廃せよ」だものなあ。一方で、彼自身の経験などは古びていないのも面白い。2012/01/27
活字@れつだん先生
3
Non-noの連載。面白かった。相変わらず小説との落差が素晴らしい。相変わらずいろんなことに興味があっていろんなものや人に手を出してるな。見習いたい。「客であるというただそれだけのことで、急に特権意識をふりまわす奴が多い。」後半の言いたい放題も面白かった。2021/08/12
あみ
3
non-noに掲載されていたということにビックリ! グウタラアルバイトの話がおきにいり。ユーモア小説でこすい人が出てくるけど、モデルは本人だったのかいw2020/05/14




