詳細説明
特集 東洋医学・健康法とリハビリテーション治療
近年,リハビリテーション医療の診療のなかで東洋医学に通じる要素を活用する場面は徐々に増えてきています.患者さんの状態を理解し,活動性の向上をめざす観点からは,いわゆる西洋医学とその他の知識体系を分離して扱う必要はありません.そこで本特集では,リハビリテーション医療と東洋医学あるいは健康法とのつながりを取り上げました.日々の臨床のなか,あるいは対応困難な状況に向き合った際にどのような活用の道筋があるかを知る機会になれば幸いです.
ご寄稿いただいた5編はさまざまなアプローチから患者さんを理解する道筋を紹介するものにもなっています.それぞれ保険診療の扱いなど実務的に注意すべき点はありますが,本特集によって個々の領域が身近なものになればと思います.
1.リハビリテーション医療における鍼灸の活用──脳卒中後遺症を中心に 小糸康治 氏
2.生活期リハビリテーション医療における漢方薬の活用──健康管理とリハビリテーション継続支援の視点から 河原章浩 氏ら
3.回復期リハビリテーション病棟における漢方薬の活用 篠原孝幸 氏ら
4.太極拳ゆったり体操と介護予防 安村誠司 氏ら
5.見えないからこそ見えてきたもの──視覚障害当事者とともに歩んだヨガと視覚リハビリテーションの13年 高平千世 氏



