詳細説明
第3号となる9月号は大特集「ジャーナリズムをさがせ」を展開します。
【大特集】ジャーナリズムをさがせ
私たちは、いま、ジャーナリズムの焼け野原に立っている。
私たちの目と耳であり、口であるべき全国紙やテレビなどのマスメディアは、もはや訊くべきことを訊かず、伝えるべきことを伝えず、強い者にますます弱く、弱い者にはますます冷たい。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
ここではその最大の転機として、一〇年前の九月、朝日新聞の経営陣によって為された吉田調書スクープ記事の取消事件に注目し、あのとき何が起きていたのか、それはどのような意味を持っていたのかを、当事者に語ってもらう。
残念なことに、マスメディアは、もはやジャーナリズムの器としては機能していない。
だが、目をこらしてみると、新たなジャーナリズムの萌芽はいくつも生まれている。
ネットメディア、地域紙などローカルメディア、雑誌などが、ゲリラ的に、より自由に、より活発に、新たなジャーナリズムの実践を試みている。
ジャーナリズムは死なず、いま、新たな土から、より豊穣な実りがもたらされつつあるのかもしれない。
その可能性を現実にするために、特集する。
【特集2】核廃絶への意志
二つの都市と人々の生命が一瞬にして奪われた、あの惨劇から79年。
「ノー・モア・ヒロシマ」は、核戦争による人類滅亡というシナリオを拒むための合言葉であった。
だが、80年近くの経過の中で、反核のスローガンが内実を失い、形骸化してはいないか。
あらためて被爆者の声に耳を傾け、その意思を継承したい。
いまだ核戦争の危機は去っていない。核兵器を持つ国が核を持たない隣人の土地に侵攻し、世界的に「すぐ使える核兵器」が再び増えはじめている。
核廃絶への意思を再確認し、ニュークリア・ルネサンスを拒むために、特集する。
目次
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