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基本説明
アイゼンデッヒャーは1875年から駐日弁理公使、1880年から特命全権公使を務め、1882年まで東京に滞在した。この7年間にドイツ公使館が新築され、後のヴィルヘルム二世の弟ハインリヒ親王が来日するが、アイゼンデッヒャーはその折々、日本のドイツに対する親近感の向上に努めた。治外法権をめぐって時に摩擦も生じたが、井上馨外務卿の不平等条約改正の要求を強く支持したことが、両者の接近をもたらし、日独関係が強化された。本書は、アイゼンデッヒャーが日本滞在中に収集し、その後ドイツに持ち帰った史料で、自作の水彩画、写真帖など、ボン大学日本文化研究所所蔵の史料を初めて公開するもの。明治時代の日独関係を生き生きと伝えてくれる。