内容説明
稀代のバンドマンふたりが交わした、言葉の往復書簡。RCサクセション活動休止から4年後の1994年秋、雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』誌上で始まった、忌野清志郎さんと仲井戸麗市さんによる往復書簡「忌野君と仲井戸君」。約2年にわたり続いたこの連載が、終了から30年を経てついに書籍化されました。本書には、1994年11月号から1997年2月号までに掲載された全31通を完全収録。さらに、1970年代にふたりが交わした「文通1974‐1976」(『忌野清志郎画報 生卵』より)も収めています。表紙と口絵には、写真家・おおくぼひさこさんが1994年に撮影した、清志郎とチャボの貴重な姿を掲載。
目次
1994年11月号‐1995年5月号
1995年6月号‐1996年1月号
1996年2月号‐1996年8月号
1996年9月号‐1997年2月号
『忌野君と仲井戸君』連載期間のTIMELINE
文通 1974‐1976
著者等紹介
忌野清志郎[イマワノキヨシロウ]
1951年‐2009年。バンドマン。東京都中野区生まれ。1968年高校在学中にRCサクセション結成。1970年「宝くじは買わない」でデビュー。「雨あがりの夜空に」「スローバラード」、坂本龍一氏との「い・け・な・いルージュマジック」、清志郎に似ている人物率いるTHE TIMERS「デイ・ドリーム・ビリーバー」など多種多様なヒット曲を放ち、日本のロックを代表する存在となる。1991年バンド活動休止後もソロ活動の他、様々なバンド・ユニットで活動。映画・ドラマ出演や絵本の執筆。サイクリストなど活動は多岐にわたる
仲井戸麗市[ナカイドレイチ]
1950年東京、新宿で生まれる。1970年、古井戸でデビュー。1979年忌野清志郎が率いるRCサクセションにギターリストとして加入。1990年RCサクセション無期限活動停止を機に本格的なソロ活動のキャリアをスタートする。ギターリスト土屋公平(ex.The Street Sliders)とのユニット麗蘭(れいらん)を1991年に結成。SOLO BAND、ポエトリーリーディング、執筆と表現は多岐に渡る。2025年、音楽生活55周年を迎えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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