出版社内容情報
本とともにあるなにげない日常を、ユーモアと笑いとともに切り取る、本にまつわる話題のエッセイ『ちょっと本屋に行ってくる。』の続編がついに刊行。本屋専用アパレルブランド「BOOKSELLERSCLOTHING issue」WEBで連載中のコラムをまとめた「ちょっと本屋に行ってくる。」は、本好き、本屋好きのSNSでも大いに話題となりました。「本を読むのが好き」「本屋さんに行くのが好き」といったライトな本好き老若男女の共感を誘うファン待望のエッセイ集です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
21
1が面白かったのでマイ本屋で2を平積みしてたので迷わず購入。6月13日初版。1は書影が出なかったのにコチラ2ではしっかりと書影も表示されてマイナーレーベルであるIssuanseと言う出版社が認知されたと言う事か?何より本の装丁が解っているのです、今回も素敵です。内容は軽い本にまつわるエッセイですが、これが又本好きには堪らん。今回のお気に入りは「自意識過剰」の回。『上から二冊目の本を抜き取る所を見られたくない』って、まんま自分の事です。サブスク時代では、CDや本を貸し借りする習慣まで無くなりつつあり寂しい!2025/06/21
アカツキ
13
本にまつわるエッセイ2作目。前作同様、共感したりしなかったり、程よく面白かった。正月早々に雨漏りで書庫にピンチが訪れた話は恐ろしかった。というか、運を天に任せてそのままにしていたとあって仰け反った。結局、無事だったから良かったけれど、私だったら大急ぎで移動させながら整理整頓するかな。ついでにセールしているブックオフへ行って…と妄想。当たり前に本が読めることのありがたさに深く共感。トラブルがないと気づけないことってある。2025/07/26
fukui42
6
本にまつわるあれこれが、ツボる。一番は「地方だと書籍は1日発売が遅い」。たった1日でも、悶絶しちゃうもんだ。わかるーの連続。ちょっと本屋へ。そこには求めていた世界があるのだ。第3弾がもう楽しみ、2025/07/23
つなきち
5
「ちょっと本屋行ってくるわ」「え、また行くの?昨日も行ったよね?」わかるーーーww 本屋にそれほど興味がない人はそう思うよね。そうでしょうとも。手ぶらで帰ってくることもあるんだけど、本屋に行くと落ち着くというか、定期的にいないと落ち着かないというか… ウォーキングが体よいというのはわかっているけど、目的なく「ただ歩く」ことができないので本屋健康法は面白いと思った。たいした歩数にはならないんだろうけど。 今回も脱力エッセイを大変楽しく読ませていただきました。あー、楽しかった。続編があるといいなー。2025/07/03
くるぽん
4
第二弾が出たんだ!と思ってウキウキで買って帰ってすぐ読んじゃった。力の抜け具合の良い脱力エッセイ。本を読む人の小さな全てが詰まっていて、最後には愛や幸せまで感じられる。あるあるもあれば、へー私とは違うなという発見があったり、仲の良い友達と話をしているような距離の近さが好き。あとやっぱりイラストがオシャレで好き。ざらざらの紙質も大きさも厚さも好き。まえがきにあった宮田珠己が出てくる会話が本当に最高で、こんな会話して恋したい。ここでタマキングが出てくるあたりセンスの良さと面白さの感度がシビレルほどグッと来た。2025/07/27
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