読書と暴動―プッシー・ライオットのアクティビズム入門

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  • サイズ B6変判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991221149
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0070

内容説明

本著は、ロシアのプロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワが2018年に刊行した『Read & Riot』の翻訳本です。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入や、母国ロシアでプーチン政権批判を示すためのゲリラ・ライブの敢行など、センセーショナルなパフォーマンスで知られるプッシー・ライオットの結成の経緯から獄中生活までを綴りながら、そうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える充実の内容の1冊になっております。

目次

イントロダクション
ルール1:海賊になれ
ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ
ルール3:喜びを取り戻せ
ルール4:政府をびびらせろ
ルール5:アート罪を犯せ
ルール6:権力の濫用を見逃すな
ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。
ルール8:刑務所からの脱出
ルール9:オルタナティヴを創造せよ
ルール10:ビー・ア・(ウー)マン
最終声明:希望は絶望から生まれる

著者等紹介

トロコンニコワ,ナージャ[トロコンニコワ,ナージャ] [Tolokonnikova,Nadya]
アーティスト、アクティビスト。国際的フェミニスト・プロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創立メンバー。2012年、モスクワの救世主ハリストス大聖堂でプーチン大統領とロシア正教会を批判するゲリラ・パフォーマンスを敢行。有罪判決を受け2年にわたって収監された。釈放後は囚人の権利のための非政府組織ゾーナ・プラヴァと独立系通信社メディアゾーナを設立。2022年にはNFTアート収集集団ユニコーンDAOを立ち上げ、ウクライナのために700万ドル以上を集めた。レノン・オノ平和賞およびハンナ・アーレント政治思想賞を受賞。現在では数百人の人々が自らをプッシー・ライオット・コミュニティの一員であると認識している。ロシア連邦シベリア連邦菅区ノリリスク生まれ

野中モモ[ノナカモモ]
東京生まれ。翻訳者、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

松本直哉

28
子どものような率直と、ミシェル・フーコー仕込みの叛逆的知性と、相手が大統領でも動じない大胆と、牢獄での虐待でも希望を失わない不屈で、家父長制と人種差別と性差別と富の偏在に抗って声をあげるトロコンニコワは、現代のアンティゴネーであるかのように見える。プーチン批判のプロテスト・ソングを教会のなかで数十秒歌っただけで逮捕され、二年間懲役刑に服したとき、監獄の非人道的待遇に驚き呆れ、そこで絶望するどころか、それを告発して変えさせる行動力に感服する。従順に刑に服するソクラテスよりも彼女の方が断然かっこいいと思う。2024/08/08

ポルポ・ウィズ・バナナ

6
プーチン政権と日本の政治状況はほぼ同じ。紙一重。その一線は「深い」かもしれないが距離そのものはめっちゃ近い。そこを越えると取り返しはつかない。それを切実に認識できる本。それにプロテストするパンクスピリットとアート(ここに書かれていることをそのままなぞることは意味がないとすら言っている)。つまり、怒りを表出するにあたってアートとパンクに根差したユーモアがある。これは大事。あとは「愛」。最近、社会生活を送ってくなかで痛感してる。本当に愛とユーモアは大事。2024/06/20

Sayaka Nakano

5
最初振りかざされる正義があまりにも眩しくて、自分がヒトラーの演説に熱狂する人みたいになってないか不安だったけど、クリス・ヘッジズとの対話が面白く、足の置き場がわかるようになった。アートは現実を映す鏡ではない。現実をかたちづくるハンマーだとのブレヒトの言葉に違和感があったけど、やってくるの郡司ペギオ幸夫さんのogre you assholeとの対談をと比較することで落としどころをみつけることができた。http://gerguemo.blogspot.com/2024/09/2024.html2024/09/28

2
写経: 統治されるということは、そうする権利も知恵も徳も持たない生きものらによって監視され、取り調べられ、スパイされ、監督され、法に縛られ、番号を振られ、規制され、登録され、洗脳され、説教され、管理され、チェックされ、評価され、価値を見積もられ、非難され、命じられるということだ。ーピエール・ジョゼフ・プルードン『19世紀における革命の一般理念』2025/03/24

2
いつかもし私が自分の権利を主張することで刑務所にぶち込まれるようなことがあったらこの1冊を持ち込みたい2025/03/05

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