内容説明
本著は、ロシアのプロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワが2018年に刊行した『Read & Riot』の翻訳本です。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入や、母国ロシアでプーチン政権批判を示すためのゲリラ・ライブの敢行など、センセーショナルなパフォーマンスで知られるプッシー・ライオットの結成の経緯から獄中生活までを綴りながら、そうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える充実の内容の1冊になっております。
目次
イントロダクション
ルール1:海賊になれ
ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ
ルール3:喜びを取り戻せ
ルール4:政府をびびらせろ
ルール5:アート罪を犯せ
ルール6:権力の濫用を見逃すな
ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。
ルール8:刑務所からの脱出
ルール9:オルタナティヴを創造せよ
ルール10:ビー・ア・(ウー)マン
最終声明:希望は絶望から生まれる
著者等紹介
トロコンニコワ,ナージャ[トロコンニコワ,ナージャ] [Tolokonnikova,Nadya]
アーティスト、アクティビスト。国際的フェミニスト・プロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創立メンバー。2012年、モスクワの救世主ハリストス大聖堂でプーチン大統領とロシア正教会を批判するゲリラ・パフォーマンスを敢行。有罪判決を受け2年にわたって収監された。釈放後は囚人の権利のための非政府組織ゾーナ・プラヴァと独立系通信社メディアゾーナを設立。2022年にはNFTアート収集集団ユニコーンDAOを立ち上げ、ウクライナのために700万ドル以上を集めた。レノン・オノ平和賞およびハンナ・アーレント政治思想賞を受賞。現在では数百人の人々が自らをプッシー・ライオット・コミュニティの一員であると認識している。ロシア連邦シベリア連邦菅区ノリリスク生まれ
野中モモ[ノナカモモ]
東京生まれ。翻訳者、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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