目次
1章(五十兩;ペイニーズグレイ;シュザンヌ・ヴァラドン ほか)
2章(夏のおわりの朝;2011.3.11;ツバメのように ほか)
3章(駅舎のバイオリン弾き;天狗の小父さん;ねてゐるあひだ ほか)
著者等紹介
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943 東京・蒲田生まれ。1985 ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞。1999 第30回講談社出版文化賞さし絵賞受ける。2001 『あしたうちにねこがくるの』で第6回絵本賞受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
16
『ワタシゴト』の絵が印象的だった、画家のささめやゆきさんのエッセイ。 絵もたくさん描かれていて嬉しい。 過去について、俳人や作家についてなど、様々な話が収められていてどれも面白く読んだ。 人と人が出会う不思議を感じるものが多く、読み終えた後、外に出て人に会いたくなった。2025/05/21
yu mi
1
老画家の思い出エッセー。目的を見失いかけた貧乏な若い頃のこと。小さな生き物に学ぶ謙虚なこころ。 「人には、その時というものがある。」 不思議な人と人とのつながり。なるべくして絵描きになったひとだなぁと感じた。 虫や木や動物のように素朴に自然に生きることが幸せなのかもねえ。2025/05/30