目次
その一(うめにうぐいす;お伊勢まいり;おーやれやー;眠かけおそよ;姥捨山;山姥の万年機;毒殺、毒消し;幸吉谷地;炭焼藤太;戸ぉ あけろー;蔦の年越)
随筆 お話乞食の旅をつづけて(一九八五年 東京女子大学 『学報』)
その二(鯉嫁さん;屁ったれ嫁さん;うた女房;食わず女房;猫浄瑠璃;琴の稽古;お月お星;猿の嫁ご)
著者等紹介
小野和子[オノカズコ]
民話採訪者。1934年岐阜県高山市生まれ。1969年から、宮城県を中心に東北の村々へ民話を求めて訪ね歩く民話採訪、民話の編纂に従事する。その傍ら、児童文学作品の翻訳や児童書の執筆も多数手がける。1975年に「みやぎ民話の会」を設立し、2005年まで代表、現在は顧問を務める。1995年に「みやぎ児童文化おてんとさん賞」、2013年に「宮城県芸術選奨」、2020年に「河北文化賞」受賞。著書『あいたくて ききたくて 旅にでる』(PUMPQUAKES、2019年)で、2020年に「第七回鉄犬ヘテロトピア文学賞」及び、2021年に「第十回梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もちこ
5
民話は語り部さんの言葉で味わいたい。でもよくわからない方言だと内容がつかめない…。 そんな中、発見した宮城弁(主に仙北のことば)の民話本。 宮城弁リズムで読めてよい。が、仙南なまりの私にはちょっと難しい単語もあり。 全体的に温かい。 2026-282026/06/04
kuzira
0
お話を聞きたくて、東北地方に通った著者による、女たちの民話。 継子をいじめる継母の話や、猿の嫁になり猿をやっつける話を読み、「継母がひどい」「猿がかわいそう」だけでは済まない、その時代の現実に思いふけることができた。以下引用 「切れば血の噴き上がる、こうした無数の現実を秘めて、なお、温かく愛情こめえ、わたしたちに手渡されたたくさんの話たち。人が人であることの証しとして、遠い先祖の時代から脈々と語り継がれてきた、名もない人たちの物語。」 わたしの心にもその命が受け継がれたと感じた。2026/09/02
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