内容説明
民俗学がオルタナティブ。民俗学のオルタナティブ。在野のネットワークを重視し、新たな記述法を模索、アカデミアが注目しない周縁や身の回りにこそ目を向けた、「未来の学問」を語り尽くす!
目次
第一回 柳田も折口もオルタナティブだ
第二回 〈民間学〉としての民俗学
第三回 〈東北〉〈沖縄〉は周縁か、中心か
第四回 〈民俗学〉と〈民藝〉は、アートをどう捉えたか
第五回 〈女〉の民俗学、〈性〉の民俗学
第六回 民俗学の未来
著者等紹介
島村恭則[シマムラタカノリ]
関西学院大学社会学部長、教授。世界民俗学研究センター長。博士(文学)。専門は現代民俗学、民俗学理論。1967年東京都杉並区生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得満期退学
畑中章宏[ハタナカアキヒロ]
1962年、大阪府生まれ。民俗学者。近畿大学法学部卒業。災害伝承。民間信仰から最新の流行風俗まで幅広い対象に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめさん
12
西洋由来の学問(概念)に哲学や心理学と当てた日本人。イギリスから持ち込まれたフォークロアを、アカデミズムな学問ではなく、そこに暮らす当事者自らが調べて考えようぜ! 我が国の「民俗学」の夜明けがどのようなものであったのか。現代民俗学の旗手たる2人の対談を文字起こしした一冊。民俗学の過去から未来へ。/ 異類婚姻譚や貴種流離譚、民話(口承文学)の類型も民俗学の領域で、小説(物語)が好きな人と民俗学のシナジーは◎。コロナ世に、触れると伝染する穢れ意識が平安から黄泉がえったのは記憶に新しい。ホウソウシの仮面とマスク2026/01/11
Koji Harasawa
4
過去に繋がる今の研究を通して未来を探る。民俗学が楽しいのは研究者の専有物ではなく、興味がある人たちが誰でも関わることができる柔軟性を持っているからだと思った。ますます、民俗学が楽しくなる。2025/12/26
africo
2
よい。自分はどちらかと言えば(日本の)歴史学寄りなので、民俗学の実証性の薄さに抵抗があり、どう読めば良いかよく分かっていなかった。この本は、民俗学のオルタナティブ性について着目しており、民俗学のそもそもの出自が職業的学問に対してカウンター的なでオルタナティブな視点を持っていたと説く。民俗学者に在野が多いのもそのせいだが、民間主体の聞き書きなど、現在のシチズンサイエンスに類する活動だ、という点は非常に腑に落ちた。民俗学に対して、強く言えばアレルギーを持っていたが、蒙を啓かれたというか、少し興味が出てきたな。2026/01/16
-
- 電子書籍
- 独身男性が人生を豊かに楽しく生きるため…
-
- DVD
- 渚のふたり




