内容説明
荒地任務を志願した兵士の孤独。過去からの手紙を受け取った男の苦悩。壊れた家族の内実。女を尾行して大陸を横断した探偵が辿り着いた水辺の町の不思議など、旅人の孤高をクールな筆致で捉えた七篇の傑作選。靴を無くした地底人との会話が愉しい「惑星の孤独」も収録。独創の作家が言葉で紡いだ、失われし物たちの記録と記憶。
著者等紹介
ルーシー渡辺[ルーシー・ワタナベ]
1976年、千葉県生まれ。2016年に最初の短篇集『イングリッシュモンキーの話』を出版。その後、短篇小説を中心に創作を続け、2022年に『珈琲大路』を出版。驚異の直観と無尽蔵のアイディアで独創的な作風を確立している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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