パリのガイドブックで東京の町を闊歩する〈2〉読めないガイドブック

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  • サイズ B40判/ページ数 94p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991074325
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0295

内容説明

荻窪のコンビニから村上春樹へ、そしてパリのノートルダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線第2弾。

目次

第1章 ノートルダム
第2章 ガイドブックを買い集める日々
第3章 セブンイレブン
第4章 餃子を食べに行こうとして
第5章 ノートルダム再び
第6章 読めないガイドブック
第7章 準備体操はできた

著者等紹介

友田とん[トモダトン]
作家。京都府生まれ。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版レーベル代わりに読む人代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

91
代わりに読む人・レーベル代表・友田とん。「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する1まだ歩きださない」第2弾。前著が出版され、各書店に納品後の朝、ノートルダム大聖堂が燃えていた。「残された時間は少ない」という声がどこからともなく聞こえてきた。パリのガイドブックだけでなく、パリと名がつく本や雑誌を買い集める。しかし、読めないばかりか、東京の町の闊歩もできない日々が続く。偶然手に入れたフィガロの切り抜きされた部分が気になって、大宅文庫に調べに行った。空白を埋めるのは人間の本性なのか?そして、まだ歩きださない。2022/05/22

おおた

19
1の時は「まだ歩き出さない」の通り先行きの見えなかった闊歩が、本書では迷走(迷歩?)しながら進んでいる。ある情熱に駆り立てられて関連書を買い漁る経験、わたしも苔であるあるなので共感しながら読む。特に良かったのは切り抜かれた内容を求めて探し回るところ。失われた情報以上の何か、期待のような偶然との出会いを求めるような闊歩ぶりがおもしろい。わたしたちが制御し記憶できる情報はささやかな量でしかない。その中でいかにおもしろく世界をたゆたっていくか、ちょっとした実験のようでこれからも見守りたいし再読したい。2020/12/20

ふるい

15
心地よい脱線が楽しい、思索の冒険の第2弾。この本を読むまでノートルダムの火災の事をすっかり忘れていたことに気づく。まだ一年半ほどしか経ってないないのに…当時、これを機にとユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』を手に取る人をSNSでちらほら見かけたことを思い出す。村上春樹の「象の消滅」で象が消滅した事件をいつのまにか多くの人が忘れていったように、我々は日々自分の忘れやすさに罪悪感を覚えながらも、やっぱりまた忘れていってしまうのだ。ぽっかり空いた記憶の穴を埋める試みが、どのような鍵となるのか。次巻も楽しみです。2020/12/28

qoop

6
あるはずの場所に店がなく、下調べをせず目的地を探して彷徨い、偶然の出来事に必然を感じながら思い込みに過ぎないと気づき…と書いてしまうと無計画・無見識な行動の記録と紙一重だが、思考実験のような町歩きはむしろますます深まって、最後には禅味を感じる境地にたどり着く。1を読んで感心しつつも、これがどうにか展開するものなのか?と続きが気になっていたけれど、予想以上だった。次巻も大いに楽しみ。2021/01/06

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