内容説明
「リミットは1年、女性商人、富を築く」。賢者が教えた「商売の3つの柱」とは?男性化しなくても、女性ならではの感性を活かせば成功できる。女性が起業を考える前に必ず読んでおくべき成功小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumi
6
仕事がどんずまっていたタイミングで尊敬する上司に勧められた本。内容はビジネス書に近いけど形式が小説なのでとても読みやすかった。働く上で大切にすべき基礎基本が書いてあるのだが、ポイントは女性が女性らしく働くためにはどうしたらいいか書かれてる点だと思う。(私が)男社会で働いてきたのもあって、男性と対等に働かなくていい、けれど自分磨きを怠るな、という内容は、なんだか救われた。また、自分自身をどう捉えるか(何者か)で日々の言動が変わってくるというのも非常に納得がいった。また迷走した時に立ち戻って読みたい。2023/10/22
みきぷいぷい〜ん
5
常に心に留めておきたい言葉をメモしておく。 ①「成功する者は、どうしたらうまく行くかを考える。 成功しない者は、自分を責める。」 ②「私は何者であるか。顧客は誰か。どんな価値を提供するか。この三つの柱を教えることで、細かいことを教えなくても自分たちで考えられるようになる」 ①は、「うわ〜、私ついつい自分責めてるわ」とドキッとしたので。②は自分がモチベUPできた言葉だったので。また、今まで余り意識したことなかったけど、「自分たちで考えられるようになる」が私の理想の教育かもと思ったので。2024/06/28
なかむー
5
◎自己認識、自分は何者であるか。→商売に限らず、働く人全てにとって大切だと感じた。自分には関係ない、と思っていては有益な情報もアイデアも入ってこない。 ◎ 商売とは人の悩みを解決すること。人が悩んでいたらそこに商売の種がある。それがお金を払ってでも解決したいことなら必ず商売になる。→商売の原則。価値を提供すること、価値は言葉にすることによって価値となる。2024/01/07
しゅうこう
4
本書は星の商人の続編だったのか…(順番間違えた)。ミーナが自分で考えてここまで自立したのも凄いけど、これは賢者様が指導者として優秀過ぎる笑。作中で何回も登場した「成功する者はどうしたらうまく行くかを考え、成功しない者は自分を責める」という言葉はいつでも大事にしていたい。起業家でなくても、ビジネスで失敗すると自分を責めたくなるし、その負のスパイラルから抜け出せなくなる時もある。「自分の失敗は数えるが、自分の成功は数えない習慣が身についている」って、まさにその通りなんだよなぁ…2023/12/30
みゅいる
3
師匠に星の商人から読みなさいと言われていましたが、納得。続きものだった。それに、先に商売の基礎を説く星の商人を読んでいた方が頭に入って来やすかったです。主人公は何も持たない女奴隷。それを助けた賢者は投資と称して主人公を商人に育て上げようとする、という話。星の商人同様、商売のコツや考え方が詰まっています。また、女性目線、女性のする商売に特化した話だったので腑に落ちやすい。私のことを書いているのかな?ってくらい。笑 商売をする人にも普通に仕事をしている人にも通じるものがある内容。女性におすすめ。2021/07/08
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