感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
82
地球の旅人エッセイストが描く、写真と文。どれも笑顔の写真でこの写真を見てると、世界はひとつなんだなとしみじみ思う。「あなたのまわりの環境はあなたを映す心の鏡だから人生を勝ち負けを競うレースだと思えば人に優越感や劣等感のどちらかになって不安は増えていくし、誰もが上も下もない平等だと気づけたら心に愛が増えていく」や「愛はあなたの中にもあなたもまわりにもあるものだということ」深く温かな気持ちになれるエッセイ。他の「生きるってなに?」や「笑って、バイバイ」も読んでみたい。2024/01/18
ニッポニア
60
みんな笑顔、異国の地でこれを引き出した著者のコミュニケーションを思う。以下メモ。呼吸は、小さな分身である細胞が全力で働いて、体の隅々まで血や酸素や栄養を運び、24時間応援しているということ。怒りを手放して、相手を許すこと、許し続ける事が、一人では命をつなぐ事ができない人類がこの小さな星で支え合いながら生きている意味。命を全うするまで、あなたのすることは一つ、どんな自分も愛して許して、丸ごと受け入れること。2024/02/09
Hayato
0
てるこさんの絵本シリーズの最新版、2年前に出たのに読んでいなかった!純情・人情ヨーロッパを久々に読んで、とても感動したのでこちらも読んでみた。毎度のことながらこのシリーズは音読で。最近、人生を競争と捉え、人と比べて勝手に劣等感を持ったり、今日は何もできなかった、などとこれだけ細胞はフル稼働してるのにそれを全部無視するようなことを言ったり、自分がやっていることは「不自然」なことのように思えた。もっと自分を褒めていいし、褒めることがない日はおろか、少なくとも労わなくていい日なんて一日もないんだなと思った!2024/12/01
書の旅人
0
“図書庵”次回テーマ『犬と猫と人と…』に向けて再読📖幾度も、幾度も……生きづらさを感じる人生でしたが、それでも傍にいてくれた犬や猫に、人に裏切られても、また人に助けられ、そして本に支えられてきました。そうあることが出来たのは、亡き親父の言葉「広く浅く読め」です。その想いを分かち合えたらと願いながら、棚作りをしています。2024/11/30
こぶたん
0
今 生きていることは 決して当たり前のことではないから なんでもない毎日も 期間限定の愛おしい日々だということ p.462023/03/04