恋墓まいり・きょうのはずれ―京都の“エッジ”を巡る二つの旅

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恋墓まいり・きょうのはずれ―京都の“エッジ”を巡る二つの旅

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  • サイズ A6判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784991011108
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

書を持って街に出よう。“京都を読んで、歩く”ものがたり。京都を舞台にこれまで多数の著作を発表してきた気鋭の小説家・花房観音(代表作:『女の庭』、『花びらめくり』、『愛欲と情念の京都案内 魔の潜むこわ?い街へようこそ』他)と円居挽(代表作:『河原町ルヴォワール(ルヴォワールシリーズ)』、『京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ』他)による書き下ろしアンソロジーが刊行!
観光客も地元の人も馴染みのない京都の中心部をぐるっと囲む郊外=洛外を舞台に、かたや、女はかつて付き合った男たちを、かたや、男は一人の女を探しに縦横無尽にまちをめぐり、弧を描きながら物語が繰り広げられます。

また、本書は単に小説を“読む”だけではなく、“読みながら歩く”ことを推奨しています。気鋭の映画監督・遠山昇司らマジカル・ランドスケープ研究会が二人の作家とコラボして、フィクションの中に登場する風景(モニュメント、ランドスケープ)のみならず、京都の洛外を端的に表すような場所を写真や地図(QRコード付)、テキストで紹介しています。本書は、今までありそうでなかった「まちあるきしながら読む小説」なのです。

※本書は、京都市の劇場「ロームシアター京都」が企画製作するアートプロジェクト「CIRCULATION KYOTO-劇場編」の一作品として誕生しました。

花房観音:
1971年生まれ、小説家、京都市在住。2010年「花祀り」にて第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。その後、京都を舞台に五人の女の業を描いた『女の庭』が話題に。他にも『愛欲と情念の 京都案内 魔の潜むこわ~い街へようこそ』などエッセイを含む著書多数。

円居挽:
1983年生まれ、小説家。京都大学推理小説研究会出身。2009年『丸太町ルヴォワール』でデビュー以後、「烏丸」「今出川」「河原町」と続く「ルヴォワール」シリーズを発表。他にも『キングレオの冒険』『京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ』など著書多数。

写真:田村尚子

・本書の読み方
・恋墓まいり 花房観音
・京都の洛外をめく?るマシ?カル・ラント?スケーフ?[伏見区・右京区・北区]
・洛外を読み解くコラム1『Lonely Planet Kyoto』 惠谷浩子
・洛外を読み解くコラム2『マシ?カル・ラント?スケーフ? in 京都』 遠山昇司
・洛外を読み解くキーワート?1『校歌に映る土地の風景』 マシ?カル・ラント?スケーフ?研究会
・きょうのはす?れ 円居挽
・京都の洛外をめく?るマシ?カル・ラント?スケーフ?[北区・山科区・西京区]
・洛外を読み解くコラム3『水の円環と京都』 福島幸宏
・洛外を読み解くキーワート?2『ミニコミ誌から見える地域性』 福島幸宏
・洛外を読み解くコラム4『サーキュレーションキョウト』 影山裕樹
・CIRCULATION KYOTO について

花房観音[ハナブサカンノン]
著・文・その他

円居挽[マドイバン]
著・文・その他

マジカル・ランドスケープ研究会[マジカルランドスケープケンキュウカイ]
編集

千十一編集室[セントイチヘンシュウシツ]
編集

内容説明

京都の洛外を循環する二つの物語が交錯する。マップや写真を頼りに、“書を持って街にでよう。”

目次

恋墓まいり(花房観音)(京都の洛外をめぐる マジカル・ランドスケープ(伏見区・右京区・北区))
きょうのはずれ(円居挽)(京都の洛外をめぐる マジカル・ランドスケープ(北区・山科区・西京区))

著者等紹介

花房観音[ハナブサカンノン]
1971年生まれ、小説家。2010年「花祀り」にて第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。エッセイを含む著書多数

円居挽[マドイバン]
1983年生まれ、小説家。京都大学推理小説研究会出身。2009年『丸太町ルヴォワール』でデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❧nao❧

18
ローカルな京都が紹介されていると聞き、読んでみました。なるほどなるほど。洛西ラクセーヌ店が出てくるのなんて初めてかも(ちなみに自宅から車で10分)。「恋墓まいり」の昭和っぽさもいいですが、初読み作家さんの「きょうのはずれ」の手ひどい怖さもよかった。2019/10/09

幹事検定1級

18
花房観音さんの得意の京都を舞台にした短編集。いつものジャンルと異なりアダルトな世界ではなく爽やかささえ覚えるストーリーでした。(図書館本)2019/04/04

とも

8
図書館本 円居挽さん初読み作家さん 小野篁の墓に惹かれて借りてみた。恋墓まいりでホッとさせといてのきょうのはずれ。2022/04/24

田中峰和

4
京都の観光地といえば、ほとんどは洛中に存在する。二つの物語は洛中ではなく、洛外の穴場を紹介してくれる。「恋墓まいり」は結婚や安定を求める時子のかつての恋を葬る旅物語。京都で出会った3人の男とは誰とも結婚に至らず、夢破れ実家の北海道に戻って結婚相手を見つける。けじめをつける旅でかつての恋人を訪ねる場所が洛外のスポットばかり。「きょうのはずれ」は一日だけデートした女子高生が忘れられず、京都を訪れる中年男の話。予知能力のある女子高生という妙な設定だが、訪れるMKボールや山科デルタなど地元民しかわからないだろう。2021/05/07

みぃ

4
★★★☆☆ 何の気なしに読んだのですが京都の紹介みたいな(?) ローム会館で何かしたのときのもののような(?) 小説は2編あり、初読み作家さんの作品もあったのですが読みやすく面白かったです。なかなか京都のはずれには行くことがないのでこんなとこもあるんだ~と思いながら読みました。2019/09/28

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