内容説明
冴えなく、女性が苦手で友達も少ない純真な大学生が勇敢な男性に変わっていく青春恋愛小説。一年の予備校生活の後、希望の大学には入学したが、目標もなく、退屈な大学の授業と図書館へ通う日々が続く上杉大輝。この冴えない大学生が成長していく、涙し、希望溢れる物語です。
著者等紹介
松本博逝[マツモトヒロユキ]
1978年11月29日に誕生。1994年大阪市立梅南中学校卒業。1997年上宮高等学校卒業。2002年関西学院大学法学部政治学科卒業。松本博逝はペンネームである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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toshi
12
以前読んだ「姥捨て山戦争」があんまりだったので、全く期待していなかったけれど、それほどひどい内容ではなかった。墓石を触ると、その墓に埋葬されている人の生きている時代にタイムスリップしてその人と逢うことができる能力を得た、寺の息子である大学生の話。ある人の死ぬ間際にタイムスリップしてその人を助けると、墓石に刻まれた死亡日が書き換わってその後も生き続けたことが分かるという設定。 ある時、若くして亡くなった大女優を知った主人公は彼女の墓が自分の寺の墓地に有ることを知り、彼女に逢いに行く。 (→続く)2019/05/09