内容説明
読んで楽しい、問いが生まれる、テーマが多彩。東アジアや世界からの目・子どもや女性の姿も多く登場。“教室から生まれた”話題の教科書付属・中学歴史的分野検定合格教科書。
目次
第１部 原始・古代（文明のはじまりと日本列島―動物とともに生きる；日本の古代国家―宗教の広がり）
第２部 中世（武士の世―世界を結ぶ交通手段）
第３部 近世（世界がつながる時代―海でつながる世界；百姓と町人の世―世界遺産に見る世界）
第４部 近代（世界は近代へ―万国博覧会に見る世界；近代国家へと歩む日本―岩倉使節団が見た世界）
第５部 二つの世界大戦（帝国主義の時代―変わる世界の女性たち；第二次世界大戦の時代―大戦の終わりを迎えた世界）
第６部 現代（現代の日本と世界―今、世界の子どもたちは）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
10
灘中他が採用して問題と言われた教科書を読んでみた。いやはや、大人にもおもしろい。数十年前とは解釈が変わったり、新しく発見された事柄が追加されたりした所為もあるが、当時の子供の日記や絵などの興味をそそるような仕掛け、多面的な表現が工夫されている。売国的とは決して思わない。教科書のちょうど真ん中で1800年である。つまり近代以降の帝国主義、世界大戦、冷戦、それらの副産物としての世界の紛争に頁を多く割いて東日本大震災まで。これからの世界を生きる子供達に必要な要素が考え抜かれている。私は喜んで子供達に読ませたい。2017/10/18
Eiki Natori
2
灘中の一件があり興味を持って買ったのだが、これを「反日極左」などという人は絶対に読んでいないと思う。 確かに戦争に対する記述や女性にスポットを当てた部分が強いため反発はあるかもしれない。 内容は読みやすく、２時間で読めて頭にどんどん入ってくる教科書。 明治維新以降の記述に半分のページが割かれ、支配者だけでなく庶民の動きもよくわかる。 朝鮮や中国など周辺諸国との歴史や、その繋がりなどもわかりやすく、基礎知識をつけることができる。ニュースもわかりやすくなるはず。 受験には向かないとされるが、基礎学習には十分。2017/08/28
中野盛太郎
2
いいな(=ﾟωﾟ)ﾉコレ！テーマ毎の内容とか、切り口とか、子どもたちの興味を引くと思う。2017/08/17
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- 和書
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