内容説明
ある日突然口をきいてくれなくなった幼なじみ。事情に抗えず学校を去ってしまう先生。経済的苦境を覚悟で母親が決断した一人親家庭の生活。そして無情な自然災害。子供にとっての恐怖と理不尽をそれぞれのスケールで鮮やかに描出しつつ、人間愛と生命力への信頼で包んだ作品集。
著者等紹介
堀島隆［ホリシマタカ］
昭和２２年１月６日、大分県杵築市に生まれる。広島大学文学部史学科卒業後、愛知県の教育界へ。職場の広報誌担当を３０年ほど担当する。その過程で創作をはじめる。１９８５年ごろ、大阪文学学校に半年通う。２０１２年ごろ、ＮＨＫ学園生涯学習通信講座『文章教育』を３回受講する。２０１４年、『かげぼうし黒太、夏を行く』（文芸社）を出版する。執筆活動の傍ら、教育カウンセラー、日本語教師の資格を生かして、学校教育支援センターの相談員や親と子の相談員を務め、地元のテレビにも出演する。現在は、電話相談や日本語会話などのボランティア活動に従事する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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