内容説明
「より多くの情報を引き出すための染色テクニック」「黄色ブドウ球菌の周囲に見える“赤いにじみ”の正体」「非典型的な形態や染色態度(フィラメント化、球状化、染色性の低下etc.)の活かし方」「グラム染色に染まり難いという性質の利用方法」―など、臨床に役立つ知見が多数盛り込まれています。
目次
総論(塗抹の仕方(1)膿性の材料
塗抹の仕方(2)尿検体(液状検体)
グラム染色法(1)(西岡法)
グラム染色法(2)(西岡法)/標本の保存方法
グラム染色をきれいに染めるための秘訣 ほか)
各論(グラム陽性球菌―ブドウ球菌;グラム陽性球菌―肺炎球菌;グラム陽性球菌―溶血連鎖球菌;グラム陽性球菌―アンギノサス(ミレリー)グループ
グラム陽性球菌―その他の連鎖球菌 ほか)
著者等紹介
永田邦昭[ナガタクニアキ]
1960年9月17日生。1983年銀杏学園短期大学衛生技術科卒。公立玉名中央病院診療技術部副部長兼臨床検査科技師長。認定臨床微生物検査技師。感染制御認定臨床微生物検査技師。所属学会、日本臨床衛生検査技師会。日本臨床微生物学会(評議員)。日本感染症学会。日本臨床微生物迅速診断研究会。日本嫌気性菌学会。American Society for Microbiology(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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