内容説明
人間洞察とスリルに満ちた、これは最高のビジネス・アドベンチャー物語だ。サイクリングとクライミングとジャズを愛する一人の爽やかな青年が、失敗も包みかくさず述べながら、エネルギー・バー(栄養補給食品)で全米No.1起業家となるまでの半生を描く。それはM&Aの誘惑を断つことから始まった。
目次
プロローグ
第1章 彼らを送り返そう―なぜ私は6000万ドルのオファーを拒否したのか
第2章 公現祭のライド―クリフ・バーの初期の時代
第3章 彷徨えるボート―クリフを正常なコースにもどす
第4章 白い道/赤い道―人生とビジネスのための哲学
第5章 道からの物語―9つの物語とラブストーリー
第6章 単独登攀―長距離でコントロールを維持するということ
第7章 会社を維持するということ―私が熱望する5つのビジネスモデル
第8章 魔法の時―ビジネスにおけるジャズ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうじ
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これは良書。うまくいったことも失敗談も率直に書いてある感じで、素直に面白かった。エネルギー・バーで知られるCLIF BARの創業から成功、危機を乗り越え、サステナブルな企業に変質・変革をして社員にも環境にも社会にも優しくなっていく過程を率直に書いている。長距離ロードバイクに乗ったり、山を登ったり、トランペットを吹いたりしながら、経営についても悟りを得ていく過程も面白いし、失敗から学んだことについて述べている内容は、ある意味では教科書的な内容を超えて考えさせられる高度な内容とも言える。現在は著者でファウンダ2016/08/03