内容説明
ロシアの巨匠タチヤーナ・マーヴリナが描く個性豊かな13種類のきのこたち。知らずに覚えるきのこの名前。巻末きのこ解説エッセイで楽しみ倍増。読みやすい親しみやすいお話。親子ではずむきのこの話。幼稚園、保育園年齢~小学生調べ学習、きのこを知りたい大人まで。
著者等紹介
マーヴリナ,タチヤーナ[マーヴリナ,タチヤーナ]
世界中で親しまれているロシアの偉大な画家。昔話の挿絵作品などの功績により国際アンデルセン賞を始め輝かしい足跡を残している。表情のある線と鮮やかな色彩が織り成す芸術性の高い作品には、民衆芸術やイコンへの関心が深く影響しているといわれている。1900年ニジニ・ノヴゴロド生まれ。1921年モスクワの国立高等美術工芸学校・芸術学部に入学。1929年2年間芸術家集団「グループ13」参加、全展覧会出展。1949年昔話などの挿絵を描き始める。1996年、モスクワにて没
まきのはらようこ[マキノハラヨウコ]
牧野原羊子。ロシアの絵本を中心に翻訳活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マツユキ
15
きのこに、虫たち、ロシアの森を覗いている気分でした。ロシアの文化にも触れ、キノコの解説まであり、楽しい絵本。題名通りの内容も微笑ましい。2021/01/08
mntmt
14
とにかく絵がいい。楽しい!豊富な種類のきのこたち。きのこの解説つきなのも、きのこ好きにはたまらない。2015/12/07
つき
12
ロシアのおはなしと書いてあったけど、民話ではない(と思う)。 「名の日のおいわいのひ」というのは、日本の風習にはないもので、現在のロシアでも一般的に行われているものではないらしい。宗教的な違いというのは、文化的にも相違をもたらすし、とても興味深い。 内容は幼児向け。2018/07/02
遠い日
12
ちょっと鄙びた印象の絵は素朴ですてき。きのこ尽くしのお話で、登場したきのこたちは巻末で詳しく解説される。毒きのこはやっぱり、仲間にいれてはもらえないのか……。お誕生会の設定の解説も、原書の意味するところにちゃんと触れていて、好ましく感じた。2016/01/06
あおい
10
ヤマドリタケのおじいさんの誕生会にいろんなきのこがお祝いにかけつける。途中で毒キノコが紛れこむハプニングもありながら食べたり飲んだり踊ったり。イラストがユーモラスで味がある。きのこの解説あり。2021/03/30