感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なななお
29
かわいい絵だなぁ…と手にしたら、ラチョフの絵でした。『てぶくろ』に出てくるぴょんぴょんうさぎやおしゃれぎつねのようにロシアっぽい民族衣装を動物たちも着ています。…氷の家に住んでいる狐は、木の皮の家に住んでいる兎をいつも馬鹿にしていました。春になり、狐の氷の家は溶けてしまいました…狐の狡猾さ、兎のお人好し具合、あゝそこまで許してはいけないよ…やっぱりそうなるよね…からの助っ人登場。最近読んだ『カテリネッラとおにのフライパン』のように、ボリュームを上げていくと、おはなし会でも楽しめます👍2022/04/02
紅生姜
7
きつねが悪者のお話は、悪ければ悪いほど面白い。いろんな動物が助けようとするも、しっぽをまいて逃げ帰る様も滑稽で面白い。そしておんどりはいつも賢い。生き残るためには、力が強いだけではだめなんだ。2018/02/18
つき
6
ずるいキツネは、冬の間中ずっとバカにしていた木の皮でできたウサギの家を乗っ取った。 かわいそうなウサギが泣いていると…。 キツネが強すぎて、笑ってしまう。そんなキツネを追い払ってしまう動物が意外すぎてびっくりするけれど、そこがおもしろい。2017/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
民話ではキツネ=悪者が多いですね。民話史上最強(笑)のようなキツネもあっ!と驚く動物にやられてしまうのですが。力より知恵が勝つ図式はやっぱり爽快です。2018/05/15
こどもふみちゃん
2
繰り返しを読むのがだんだん億劫になってくる。ロシア語は、名詞や動詞の語尾変化がめんどくさいのでこういう本が多いのかな。2013/10/31
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- 和書
- 恋風無明剣 春陽文庫