内容説明
教材は学習内容と授業をつなぐ媒体である。力のある教材は授業に鼓動を与え、生き生きとした生徒の姿を浮き彫りにする。教材の概念から実践事例までを解説した入門書。
目次
序章 「新編 技術科教材論」とは
第1章 技術科教育が目指すもの(技術科教育の意義;学習指導要領における技術科の内容)
第2章 技術科における教材とは(教材・教具・題材の定義;問題発見と課題設定の教材化)
第3章 教材開発の視点(教材開発とは;技術科における教材開発)
第4章 教材開発の実際(材料と加工の技術;生物育成の技術;エネルギー変換の技術;情報の技術)
著者等紹介
安東茂樹[アンドウシゲキ]
1950年明石市生まれ。芦屋大学特任教授、京都教育大学名誉教授、博士(教育学)。兵庫県の公立・国立附属中、兵庫教育大、京都教育大、広島国際学院大を経て現職。文部科学省学習指導要領技術作成協力者主査、文部科学省大学設置審議会委員、日本産業技術教育学会会長、京都教育大学附属高校校長を歴任。現職では、学部と大学院で教員養成等に従事
原田信一[ハラダシンイチ]
1960年広島県生まれ。京都教育大学教授、博士(教育学)。広島県立教育センター、広島県教育委員会事務局、広島県公立中学校教頭を経て現職。京都教育大学附属桃山中学校長。全国国立大学附属学校連盟副理事長、日本教育大学協会評議員、日本産業技術教育学会監事。教員養成と教材開発などに従事
藤川聡[フジカワサトシ]
1966年京都市生まれ。北海道教育大学教授、博士(人間科学)。京都市の中学校教諭を経て現職。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。日本カリキュラム学会理事(歴任)、日本学校教育実践学会評議員。現職では高度教職実践専攻(教職大学院)に所属し授業開発分野を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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