目次
1 がん罹患年齢の高齢化(高齢者のがんが増えてきた;がん死亡年齢が延びてきた;がん罹患年齢も延びてきた;がん罹患年齢なぜ延びたか)
2 老化とがん化との関係(老化とがん化の親密な関係;願わくば年老いてから逝く;がん解決の見通しを考える)
3 高齢化の何が問題なのか(高齢化に伴うがんの将来像;高齢者がん治療の注意点;高齢化による医療費の膨張)
4 次世代に期待のがん予防(「罹患年齢の延び」の真相;がん予防に留意したいこと;罹患年齢をさらに延ばしたい)
著者等紹介
小林博[コバヤシヒロシ]
1927年(昭和2年)5月札幌生まれ。1952年北大医学部卒。1966年北大教授(医学部腫瘍病理学)。1983年財団法人札幌がんセミナー(現在、内閣府所管の公益財団法人)を設立。1990年日本癌学会会長。1991年北大定年とともに北大名誉教授、公財・札幌がんセミナー理事長。その間、放送大学学園客員教授、北海道医療大学教授、日本がん予防学会理事長など。著書、随筆集がある。受賞は日本医師会医学賞、日本癌学会吉田富三賞、保健文化賞など。1990年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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