内容説明
日本の黎明期に活躍した鈴木クワルテットや、弦楽四重奏の行くべき方向を示したプロムジカ弦楽四重奏団。数々の優れた録音で弦楽四重奏のあるべき姿を見せてくれた巌本真理弦楽四重奏団や、暗譜演奏から弦楽四重奏を聴く喜びを与えてくれた古典四重奏団。常設の弦楽四重奏団らしく年間60回ものコンサートを開いて活動するクァルテット・エクセルシオや、弦楽四重奏の世界でポピュラー並みのベスト・セラーCDを発表することに成功したモルゴーア・クァルテットなど、182団体を網羅。個性豊かな個々の弦楽四重奏団の経歴に触れながら、併せて日本の弦楽四声奏の歴史までに踏み込んだコンパクトな著作。カタログとしての用途、活用度を鑑み、第6巻「日本編」が当シリーズ最終巻となることから、シリーズ掲載全団体を一覧できるよう第1~5巻までの全団体名を50音順とアルファベット順で巻末に付した。
目次
録音商品のある団体(アカデミー弦楽四重奏団;アマティ弦楽四重奏団;アルス弦楽四重奏団;アルス・ノヴァ弦楽四重奏団;アンサンブルSAKURA ほか)
録音商品のない団体(朝枝信彦弦楽四重奏団;アピアス弦楽四重奏団;アペルト弦楽四重奏団;アポロ弦楽四重奏団;アポロン弦楽四重奏団 ほか)
著者等紹介
幸松肇[コウマツハジメ]
早稲田大学第一商学部出身。ヴァイオリンと作曲を池譲氏に、室内楽を浅妻文樹氏に、指揮法を紙谷一衛氏に師事。在学中は早稲田大学交響楽団でヴァイオリン奏者として活躍。東芝EMI株式会社では、プロデューサーとして弦楽四重奏のLP・CDを制作。弦楽四重奏の音楽評論を「音楽の友」「レコード芸術」をはじめ、演奏会プログラム等に掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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