内容説明
1907年、世界初の一曲完全録音を成し遂げ、弦楽四重奏録音の歴史を開いたクリングラー弦楽四重奏団から、2009年に格調の高い抒情性に優れたハイドン演奏で話題をまいたミネッティ四重奏団まで、およそ100年間のドイツ・オーストリアにおける歴史をひも解き、併せてアルバン・ベルク四重奏団、ハーゲン弦楽四重奏団などの世界を舞台に活躍する弦楽四重奏団や、ファン注目のクス・クァルテットやシュトロス四重奏団など、154団体の経歴を詳しく解説。世界の弦楽四重奏団を牽引するドイツ・オーストリアの弦楽四重奏団の実態を解明する、コンパクトな著作。カタログとしての活用を鑑み、巻末にアルファベット順団体名と4人の演奏者名を表記。
目次
アウリン四重奏団
アーツィエス四重奏団
アポニー四重奏団
アポロン・ムザジェット四重奏団
アマール=ヒンデミット弦楽四重奏団
アリオーソ四重奏団
アルティス弦楽四重奏団
アルテミス・クァルテット
アルバン・ベルク四重奏団
アーロン四重奏団〔ほか〕
著者等紹介
幸松肇[コウマツハジメ]
早稲田大学第一商学部出身。ヴァイオリンと作曲を池譲氏に、室内楽を浅妻文樹氏に、指揮法を紙谷一衛氏に師事。在学中は早稲田大学交響楽団でヴァイオリン奏者として活躍。東芝EMI株式会社プロデューサーとして弦楽四重奏のレコード、CDを制作。弦楽四重奏の音楽評論を「音楽の友」「レコード芸術」など音楽雑誌、演奏会プログラムに数多く掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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