巴金とアナキズム―理想主義の光と影

個数:

巴金とアナキズム―理想主義の光と影

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月18日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 490p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784990635770
  • Cコード C3098

目次

序章 巴金の生涯と作品―永遠の理想主義者(成都時代;上海・南京時代 ほか)
第1章 アナキズムと文学の往復(巴金とエマ・ゴールドマン―一九二〇年代国民革命におけるアナキズム;サッコ=ヴァンゼッティ事件及び小説『滅亡』 ほか)
第2章 小説論(巴金の小説の変化について;巴金批判と林憾盧 ほか)
第3章 日本経験(巴金の日本滞在に関する記録(横浜時代)
日中のすれ違う眼差し―芹沢光治良、ジャック・ルクリュを起点として ほか)
第4章 評論(巴金と上海;中国知識人のカンバセーション・ピース―『家書―巴金蕭珊書信集』 ほか)

著者等紹介

山口守[ヤマグチマモル]
1953年、長野県生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻修了。日本大学文理学部教授。専門は中国現代文学、台湾文学及び華語圏文学。復旦大学、北京師範大学、台湾大学などでの教歴もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

19
アナキストで作家でもある巴金(1904-2005)に関する研究論文集。1920年代の中国ではアナキズム運動は次第に衰微し、コミュニストが革命の主導権を握るようになる。そんな中、エマ・ゴールドマンやヴァンゼッティ等との往復書簡を通して巴金がどのような理想主義を確立していったのか、その過程を検証すると共に、文学作品に反映される自由と平等の思想なども解き明かす。◇本書に登場するアメリカへの移民労働者 劉忠士は、生粋のアナキストであり、華人の枠では括れない無名の活動家、こういう人物の存在も印象に残る。2019/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13703126
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品