とんぼワールド叢書
歌舞伎を詠む

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784990616908
  • Cコード C0092

出版社内容情報

江戸時代に花開いた歌舞伎と俳句。
その関わりに光をあて
歌舞伎を詠みこんだ待望の処女作。

助六の啖呵響く初芝居客席の扇止まりし濡れ場かな顔見世や贔屓役者の屋号飛ぶ

私には、歌舞伎の掛け声の「○○屋」の「屋」が、俳句の感動・感嘆を示す切字の「や」に思われてなりません。 小泉芝雲

本書は、歌舞伎と俳句をライフワークとする著者の今までにない試みの書である。 大隅徳保

目次:
刊行によせて 大隅徳保

第一章 歌舞伎と俳句の共通点
1.大切にされる俳句の共通点
2.伝承される型
3.独特な表現方法

第二章 歌舞伎由来の季語
新年の季語
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
歌舞伎に関係深い季語

第三章 役者と俳句のつながり

第四章 役者が詠んだ句

第五章 俳人・文人歌舞伎を詠む
新年





第六章 芝雲歌舞伎を詠む
1.新年春夏秋冬の歌舞伎
2.現代歌舞伎役者を花に譬えて詠む
3.仮名手本忠臣蔵を詠む
4.「せりふ名人芸」を詠む

あとがき
参考文献一覧

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