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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんきち
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5年前に発刊された本書。確かにあの年はけが人が続出し、ひどい戦力だったし、監督が点を取りに行く野球をしないものだから、7月以降は球場に足を運ぶのをやめたものである。経営的にはテレビなどの広告料激減の状況で、物販をテコ入れし、カープ坊やなどの商品への使用を解禁するなどして、黒字を出し続けているのだが、昨年まで優勝できないチームだった。選手の年棒は2億で頭打ち(黒田は2年限定の例外;その分グッズでペイしているはず)、優勝しても選手の年棒は日ハムと比べるべくもない。いっそどこかの地元企業が買ってくれないものか。2017/03/26
キャッスルグレンギャリ
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「さおだけや」、「マネーボール」のようなビジネス書と期待して読み始めたのですが、違いました。2015/02/01
ひろを
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カープがどうのというより、イチプロ野球ファンとして言えば、当著のような状態を産んでしまう仕組みに問題があるように思います。公共性の高い娯楽として存在している以上、オープンな経営がなされるべきではないかと思う。2012/10/15
チョビ
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この本に関しては、とても一言では言えない。中小企業の社長としては、恐怖政治を敷き、安月給で働かせるやり方は一般的だと思うので褒めもしない。問題はエンターティメント会社の社長として最悪なのだ。呑気かつ堂々とファンを騙すところはいけない。水面下でがめついのはともかく、見えるところでは「常勝集団を引っ張る素敵なおじさま」にならなきゃ。その最たるは堤義明。野望と、本業と直結するから力を入れることが出来たのだろうが、所詮乗っ取られた車会社の、牙のない御曹司。自分で事業を立ち上げる能力もない人に野球経営は、無理。2013/06/28
みむら しんじ
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プロ野球ににおいては「勝つための最善の努力を怠る等の敗退行為をすること」を八百長と定義づけているが、現場ではないところでオーナーたるものが消極的な八百長行為をしていると言われても仕方のない球団経営をしていると著者は看破する。球界の歴代の球団実質オーナーの実績をポイント制にしても松田現オーナーは圧倒的な最下位との評価。「はっきり言ってオーナー失格である」と締めくくる。球団は長きに渡り低迷をしながらオーナーは私腹を肥やすというカープの現実に斬り込む最高の一冊を読了。2012/10/23