おはなしおばさんのおはなし春夏秋冬

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5変判/ページ数 127p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784990417192
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C8095

内容説明

昔ばなしはいつの時代も、大人から子どもへ口承で受け継がれてきました。疎開先で近所のおじさんから昔ばなしを聞いて育った著者が、今も頭の中にある300ほどの中から、とっておきのおはなしを季節ごとに編集しました。昔ばなしや民話に興味がある方、素話や語りをされる方に向けて口語で平易な表現での語りになりました。子どもたちに向けて語るときのちょっとしたヒントや工夫も紹介しています。おなはしは福島弁で書かれていますが、もちろんご自身の土地言葉で語ってください。またコラムでは、親御さんへ向けて子育てのアドバイスも。

目次

春のおはなし(みみずとへび;飛脚とうわばみ ほか)
夏のおはなし(蛙ぼたもち;大きなく・ち・び・る ほか)
秋のおはなし(子守泥棒;橋役人 ほか)
冬のおはなし(歳神様;笠地蔵 ほか)

著者等紹介

藤田浩子[フジタヒロコ]
1937年東京生まれ。疎開した福島県三春町で、「畑のおじさん」から昔ばなしを聞いて育つ。95年から20年間、毎年渡米。アメリカのストーリーテラーたちの招待で、アメリカの子どもや大人に、日本の昔ばなしやわらべ歌を紹介したり、またアメリカ在住の日本人の招待で、日本人学校などにも昔ばなしを届けてきた。国と国をおはなしでつないだという功績が認められ「ストーリーブリッジ賞」をはじめ、アメリカでの受賞多数。幼児教育に携わって60年。今も、頭の中にある300話余りの昔ばなしを、子どもや大人に語っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

23
語り聞かせの魅力が凝縮されたような本です。 日ごろ絵に助けられ、文字に助けられている絵本の読み聞かせ、登場人物になりきって演じる紙芝居、いずれもどこかに支えがあるのですが、話術だけで全てを作り上げていく語りの素晴らしさを実感しました。 言葉の温もり、表現力は、読み聞かせや紙芝居では出せない、自由さがあるようです。 絵本や紙芝居で知っているお話も、語りとなると別世界です。「笠地蔵」などは、知らない世界に引き込まれたような気がしました。 2021/04/02

anne@灯れ松明の火

21
遠い方の新着棚で。藤田さんだと借りてきた。雑誌「この本 読んで!」の連載をまとめたもの。「語り」(ストーリーテリング)のおはなしが沢山紹介され、語る時のポイントや工夫、一緒にできる遊びも添えられている。語る人にはいいと思う。私は、読み聞かせはするけれど、語りはしないので(記憶力に自信ない^^;)さらさらっと読んだ。2020/10/31

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

14
久しぶりの藤田さんの語りの本を手にしました。『飛脚とうわばみ』を覚えようとずいぶん前から準備しているのに、放置してました(>_<)やっぱり覚えたい!努力しよう…『 春のおはなしー みみずとへび / 飛脚とうわばみ / 人参と大根と牛蒡 / たんぽぽ / (幼い子に語る)一寸法師 / ふくろうの染物屋 』『 夏のおはなしー蛙ぼたもち / 大きなく・ち・び・る / 狙われている / かっぱの膏薬 / 蛙の坊様 / においの値段 』『秋のおはなしー子守泥棒 / 橋役人 / ソーディサルレイタス →2021/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16564389
  • ご注意事項

最近チェックした商品