内容説明
敵は家庭内にアリ!?ワンコからトラブル、見抜きます!“しつけは犬のためならず”。『愛犬しつけ教室STELLA』にドッグトレーナーとして勤務する天野美月は、誰よりも犬を愛す親バカならぬ犬バカで、ビーグル犬・スピカと共に暮らしている。今日も教室にやって来るのは、おデブなラブラドールに、捨て犬疑惑のチワワ、老いた柴犬、そしていなくなったトイプードルを探す飼い主…。でも、犬よりも問題なのは人間だった!?その悩み、しつけ屋が解決します!
著者等紹介
相戸結衣[アイトユイ]
『日本ラブストーリー大賞』大賞を受賞し、2013年に『さくら動物病院(宝島社刊)』でデビュー。2015年、小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した『第1回お仕事小説コン』にて『路地裏わがまま眼鏡店』が優秀賞を受賞し、ファン文庫にて書籍化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
78
タイトル読み。もっと犬がメインのお話かと思ったら、飼い主がメインのお話でした。今時の小学生って本当ませてるな〜続きが出たら読みたい!2020/07/24
佐島楓
54
多少文章が粗削りで、物語も散漫な印象を受けたけれど、犬を飼っている私は面白く読めた。飼い主のエゴから発生する事件の数々に、うちの子にとって本当に大切なことは何だろうと改めて考えるきっかけとなった。2017/02/25
にゃも
14
ドッグトレーナーが主人公ということでもっと犬とともに活躍する話かと思いましたが、期待が大きすぎたようです。3話目の、亡くなった犬が産まれたブリーダーのもとを美月とその幼なじみが訪れる話はキュートでした。2019/02/22
鎌田一恵
11
しつけは犬ではなく、飼主に必要。私もそう思って、自分が勉強している。 お話はドッグトレーナーの日常に起こった犬にまつわる事件簿。気になるのはトレーナーの会話。読み始めた時、男性トレーナーの話か?と表紙を見直してしまうほど会話の仕方に違和感があった。いくら幼なじみとの会話とは言え、あそこまで? 謝辞をみて、作者が隣町に住んでいることを知る。2017/04/25
もちこ
4
積ん読から読了。主人公の男勝りなとことかよかった。恋愛模様もあり。ペットをちゃんと飼ってみたくなるお話だった。犬はかわいい!2018/05/08