内容説明
キプロス対岸で燃えるシリア。中東史、メンタリティ、利害と思惑の錯綜。その真相と背景をニコシアの窓を通して抉る。
目次
第1章 大英帝国の地中海支配とキプロス島
第2章 アフガニスタンの戦火は何故鎮まらないのか
第3章 史上最悪の領土分割 サイクス・ピコ協定
第4章 シリアを落とすな!
第5章 イランの熱く燃える情念
第6章 エジプトの生みの苦しみ
第7章 キプロスから世界を見る
著者等紹介
小川光一[オガワコウイチ]
1958年東京都生まれ。慶応高校卒業。同大学法学部政治学科退学。1981年デンマークへ1年留学予定で、横浜港から船に乗りソ連から北欧に至る。その後目的を180度変更し、それから1990年末に至るまでの多くの日々を、欧州・ギリシャから北アフリカ、中近東を経てインド・ネパールへ続く陸路を、ジョルダーバッグと共に数往復しながら生活する。帰国後、(有)ライコーにて、ギリシャ・シリア・キプロスの布製品、ガラス雑貨等、インド布製品と紅茶等、英国からは香料を輸入、主に卸販売する。不動産関連業経営者。宅地建物取引主任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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