統計のための行列代数〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 355p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784431727385
  • NDC分類 411.3
  • Cコード C3041

内容説明

「線形代数」というきれいな数学は、歴史的には「行列代数」「行列の代数」という呼び名でそもそも始まった。この本は、統計ユーザーが線形統計モデルや多変量解析での応用に必要とする線形代数の基礎を、具体的に行列を使って解き明かした入門書である。この本では原則として全ての定理に証明がついている。また、それぞれの理論の道筋の途中で読者がつまづきやすい箇所には、「どこがわかればわかるのか」を明らかにしつつ「なぜそうなるのか」が懇切丁寧に解説されている。

目次

第16章 クロネッカー積とvec作用素とvech作用素
第17章 部分空間の共通部分と和
第18章 行列の和(と差)
第19章 線形制約の下での(n個の変数に関する)二次多項式の最小化
第20章 ムーア‐ペンローズ形逆行列
第21章 固有値と固有ベクトル
第22章 線形変換

著者等紹介

ハーヴィル,D.A.[ハーヴィル,D.A.][Harville,David A.]
IBM T.J.Watson Research Center,Mathematical Sciences Department。1940年、米国生まれ。1965年、コーネル大学で、C.R.ヘンダーソンの指導の下、動物の遺伝学的、統計学的な研究に関する論文でPh.D.を取得。1975年から1995年までアイオワ州立大学統計学教授。1995年から2002年までIBMワトソン研究所研究員。アイオワ州立大学名誉教授、IBMワトソン研究所名誉研究員

伊理正夫[イリマサオ]
1955年、東京大学工学部卒。東京大学名誉教授、工学博士。専門は回路網理論、離散システム論、数値計算法、言語工学、地理情報システム、オペレーションズ・リサーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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