感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
91
戦争関連絵本。読み聞かせ10分。過酷な戦闘場面があるので苦手な児童がいないか確認して読むこと▽13歳から19歳の女の子が通う「ひめゆり学園」は、今の那覇市にあった大きな学校だった。戦争がすすみ勉強よりも訓練が多くなっていく。1944年にアメリカ軍の沖縄攻撃がはじまり校舎が爆弾で壊された。1945年3月に222人の生徒と18人の生徒は、病院壕で働き始める。穴の中に作られた病院はけが人がたくさんいて毎日人が死んでいった。6月18日に病院の解散が命令され、少女たちは自分たちで逃げろと放り出された▽2011年発行2025/07/15
かおりんご
39
絵本。ひめゆり部隊のことが、小学生にも分かりやすく描かれているけれど絵がちょっと小学生には受け入れられないくらい生々しい。良い話なのに・・・2015/03/08
ヒラP@ehon.gohon
14
訪問読み聞かせ。2023/06/28
ほんわか・かめ
11
普通の女学校の生徒たちが、ひめゆり学徒と呼ばれて、看護要員として病院壕で看護に従事し、いよいよ壕も危なくなると、突然解散だと言われ、ひとりでも多く生き延びなさいと放り出される。逃げ惑い、目の前で友を失い、見殺しにするほかなく置き去りにし、自ら死を選ぶものもいた。「もう一度、弾の飛んでこない空の下を大手を振って歩きたいね」と呟く姿に心が締め付けられる。むごいシーンも多いが、小さい子どもたちにもに理解してもらえるようにと願いを込めて出版された絵本。4年生に紹介。〈2011〉2024/06/15
ヒラP@ehon.gohon
11
【再読】大人のための絵本2023/07/02
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- 和書
- 華原朋美を生きる。