内容説明
最初の実験台は自分だった!患者にやさしい飲む抗癌剤は、こうして生まれた。
目次
はじめに―原発不明癌で逝った我が同志、軸屋紘蔵に捧ぐ
第1章 抗癌剤開発で名を馳せた二人の恩師
第2章 フトラフールとの出会い
第3章 CDHP、オキソン酸の発見
第4章 S‐1承認へのいばら道
第5章 外来治療が可能な抗癌剤
著者等紹介
白坂哲彦[シラサカテツヒコ]
1940年、満州国・ハイラル生まれ。59年、大阪・桃山学院高校卒業後、6年間の浪人生活を経て、北里大学衛生学部入学。71年、同大学大学院修士課程修了。75年、徳島大学大学院医学研究科修了。学位取得。徳島大学医学部、大阪大学蛋白質研究所を経て、84年、大塚製薬(株)琵琶湖研究所主任研究員、89年、同研究所所長、90年、大鵬薬品工業(株)創薬センター・病態医化学研究所所長、2005年、北里大学生命科学研究所客員教授。高松宮妃癌研究基金学術賞、木村禧代二賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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