内容説明
複雑性を増す現代社会で変革を繰り返し、価値の高い組織として企業が生き抜いていくための新たな知見。それがCPOという役割である。企業パフォーマンス管理の基本的なコンセプトに従って、事業戦略の実行状況を的確に把握することの有用性が示されている本書では、最新の経営手法としてのパフォーマンス管理について理解し、プロアクティブな意思決定を実現するための指針として、組織がとるべき体制についての判断基準を得ることができるだろう。
目次
1 今必要とされるチーフ・パフォーマンス・オフィサーという職務
2 CPOの方法論
3 変化のスピードをコントロールする
4 デルタ(変化)の管理
5 リアルタイムの意思決定にはリアルタイム・データが必要
6 パズルの最初の一片―測定して、管理せよ
7 定性的データをどう扱うか
8 ベンチマークはパフォーマンスの仕立屋
9 予測モデリング―仮説検証分析の力
10 少しのコストで大きなリターン―可能性の高いシナリオ
11 分析したならば、伝えなければならない