目次
第1章 日蓮大聖人とはいかなる御方か
第2章 人生の目的と幸福論
第3章 十界論
第4章 三世常住の生命
第5章 仏法の実践
第6章 日蓮大聖人と釈迦仏の関係
第7章 日蓮大聖人の一代御化導
第8章 冨士大石寺の歴史
第9章 日蓮大聖人の御遺命
第10章 御遺命守護の戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maimai
5
久しぶりのレビュー。人生の目的は何かと聞かれた場合、仏教では成仏することが目的だと解かれている。現世の禍を見るならば過去世の因を見よとあるように生物とは大宇宙の一部であり互いに相互影響を及ぼして生きている。現世での一時は輪廻の一部であり、永遠に崩れぬ幸せが成仏である。そして功徳を積む為には勤行と折伏が重要であり、それにより大聖人様の御加護を得ることができる。鎌倉時代に国家権力をも敵に回しても史上最強のモンゴル帝国から日本を救った日蓮大聖人様の生き方を擬えて、釈迦から続く仏教の教えを説かれている。2022/12/30
ふみ乃や文屋
1
書店でパラ読みしていたときに、創価学会とのバトルが面白くて、そこだけ読みたいなあと思ったのですが、表紙布張り函入という豪華装釘でありながら本体定価が2,000円とお手頃でしたので、手に入れた1冊。もともとその部分を求めていたので私の盛り上がりはその章でした。顕正会の立場から書かれたものであることを考慮にいれるべきではありますが、それでも、日蓮に関して教科書としても使えるくらいの内容だと思います。2016/10/03