感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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線-ロゴス-全体性に抗して、盲目性のなかで、手と画面のあいだに微少な「事件」を起こすこと。そこで新しい「表現身体」を形成すること。2017/07/25
s_i
1
フォーマットのスケールに身体性が現れたり、官能性が媒介項としての可能的身体の表出に現れるという議論が面白かった。制作するトゥオンブリの時間性に生じる厚みはなぜ厚いのか、という話はもう少し詳しくしてほしかった。事後的に生じる盲目性の差異、その複雑に関係しあう因果性は多様であり、意味作用を逸脱するとして、それはどのようにもたらされ、どのような様相を持っているのか。2014/07/25
ひかり
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前半の評論は高校生の私にとっては難しかったが、所々理解しつつ、おおまかな内容を掴んで後半に移った。後半のディスカッションは前半より語彙が優しくなったおかげで飲み込めた。Cy Twomblyの日本語批評がずっと見つからず、どう見て良いものか掴めすにいた私にとって非常に有難い本でした。2013/03/05
ねこ
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わかりやすかった2013/01/09
葵
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私はフォートリエの絵が好きなんだけど、「旋回する線」なんかはTWの影響を感じるところがあると思うから、とてもよかった。 グレイ・ペインティングが好きですね 動作と行為の関係性についても、僕は音楽や自身の絵画ですごく意識したことがあって、でもその戦略性についてはっきりと論じた文章を読んだことはなかったから気持ちよかった。2020/04/16